「人の感情への察知力が強い子」は大変だよね。

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「人の感情への察知力が強い子」は大変だよね。

さらナンリィ ブログ

2019/12/15 「人の感情への察知力が強い子」は大変だよね。

「人の感情への察知力が強い子」は自分が大変になる。
人の感知力はそれぞれ違って
みんな『自分が普通』だと想って育つから気がつきにくいみたいだけど、ほんと皆それぞれに【感じ取っているもの】が違うんです

 

ひとの怒りに敏感で脅えてしまう心
ひとの哀しみに耐えきれなくて周囲を優先してしまう心
いろいろなタイプが居るけど、ここではメインで『怒りに対する萎縮』のことを書いてみます

 
 
 
 

人は言葉を使ってお互いの交流を持つけれど
感知力が強いと幼少期に『言葉よりも感情や、相手の想いを拾う』子が多い。
 
 
   お母さんが怒ってる…
   怒ってるけど普通のフリをしている

 

と感じてしまったり
     「早く仕度をしなさい」と言うママの
    その下のイライラが解りすぎて怖がる

 

とかが出る。

 

その頃、幼少だった『感情を先に察する子』には
母親の怒りやイライラの方が伝わりすぎて
感覚的に敏感すぎて【耳での聞き取りが遅くなる】という事が発生しやすい

 

人は外側からの刺激を受けて成長するから
感情を察する子は『人の感情を察する力』も育っていく

 
  

…それは悪いことでは無い。
  …悪く無いけど不便は生じる
 
 
 
・・・

 
 
 

母親は、子を産んだ母であっても人間で
人間だから感情もある。

 

感情はあるけど『感情のままに子育てしてはいけない』と知っていて
理性で抑えて「怒らないように」気をつけながら
「子育ては怒るのではなく叱る」という知識と共に
それなりに頑張って子どもを育てる

 
 

…なのに!!
母親は母親なりに頑張っているのに!!

 

【子どもの持ってる察知力】ときたら
頑張ってる母親の『頑張り加減』や『感情的なモヤモヤ』や『イライラするけど堪える』って所まで拾ってしまう!!

 

(お母さんは私を嫌いなんだ…と感じてしまう子どもまで居る)

 

 
・・・

 

子どもにとっては
子ども自身の感じ取る世界が、それがそのまま【世界観】で…
自分を取りまく状況を感知して、自分の芯を育ててしまう

 
 

母親は大概の場合
子どもの察知力に気がつけない。

 

たとえ母親自身が子と同じように『幼少期は感受性が強くて周囲の感情を拾ってしまう子』であったとしても
長い年月、世間に合わせて生きてきたから
幼少期の自分と重なり合う部分があっても…自分と同じように我慢させてしまうし

 
 
 
 

親と子が別の性質をしていて
たとえ愛情があっても『愛情の表し方』が違えば通じない所があり…
子が親である自分と異なる感覚や察知力を持っていたとしたら、当然のようにそれに気がつかない

 
 
 
 

…母親は母親なりに
理解が追いつかない我が子をしっかり育てようと
あの手この手で働きかける

 
 

…その、母親の『焦り』を子どもが感じ取り
「母親が焦るのは自分がいけないんだ」と思い込んだり
「お母さんは私を理解していない。出来ないんだ」まで解ってしまったり

 

「私のせいで母親をイライラさせている」と感じて自己卑下を始めたり

 

「私なんて居たらいけないんだ」とまで想う子も居る。

 
 
 
 
 
 
 

…誤解です!!!

 

誤解なんです!!!

 

本当は違うんです!!!!!

 
 

母親は悪くないし
自分も悪くない。

 

…と知らない人が多くて

 
 
 

もぉ
何でもいいから!!!
『自分もそれかな?』と感じた人は

 

一旦、今までの思い込みを捨てて!
『ただ単純に私は感情への察知力が強いから
それをメインに生きてきて
誤解の上の感覚を身につけてきたのかな?』と…

 

自分の内側を捜してほしい

 
 

さらなんから見ていて
誤解の上に成り立ってる脅えだよ~!!と見える事が多くて

 

本当は愛情を受けているのに
愛情の形が自分の欲する形では無いから気が付けなくて

 

これじゃない。これじゃない。と感じながら
まるで『自分は愛情を受け取った事がない』と感じたまま大きくなった子達(今は大人)も多くて…

 
 
 

ひとの感情に敏感なだけで
不具合が多発するな…と切なくなるのです

 
 
 

とりあえずここまで。
次回ブログに続く…

 
 
 
 
 

ありがとうございました

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