「相手自身の選択を阻害してはならない」自動書記と訳

The ray of awakening

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「相手自身の選択を阻害してはならない」自動書記と訳

さらナンリィ ブログ

2018/02/26 「相手自身の選択を阻害してはならない」自動書記と訳

 

***自動書記***

 

相手自身の受け取った運命をそのまま受け止め

逸らしてはならない

 

たとえそれが

認められる状況によってもたらされた運命であったとしてでさえ

相手自身が受け取った人生を他人で在るものが否定することは相手自身の尊重を損なうものであり得る

 

ただし

相手を憂い哀しみの湧く自身はいかんともない現実の表れであるからして

 

それは

自身の身の受けた状態として

「今私はそれこれと感じている」と受け止めるしかなくなる

 

 

***訳***

 

 

自分以外の人間の人生というものは

当然のごとく「その人自身のもの」だ

 

当然であるその事を

しっかりと認識し理解して受け止める

 

それは簡単なようで

簡単ではない事なのだ

 

たとえ相手が自分にとって大切な人であろうとも

相手自身が思い描く「その人自身の在り方」を逸らしてはならない

 

 

 

自分の大切な相手がどのような状態にあろうとも

その人自身の決定が

その人自身の選択のもとに成り行き成長するようにと

見守る意思が大切となる

 

見ていられない事もあるだろう

納得できない選択をするのを見かけることもあるだろう

決して選んではならないその道を。選択して進む姿を見ることもあるだろう

 

それでも

相手自身の自由な選択を損なうことはしてはならないのだ

 

 

 

その人の選択はその人のもの

 

相手自身の

選択を阻害してはならない

 

その人の魂の成長として

「苦しい時代や辛い体験をする」という課題を抱えている時もあるのだから

決してそれを逸らしてはならない

 

 

その人の成長を見守るべき他人が

その人自身の選択により為される物事を阻害することは

その相手自身の成長欲求によりもたらされる運命そのものを損なうことにも成り得る

 

それは

その相手自身の成長を伴う尊厳を損なうこととなり

相手自身の成長の尊重を損なう行為と成り得るのだから

 

 

 

ただし

そんな相手を見て「自分がどう思うか」は自由である

 

そんな相手を見届ける立ち位置の体験を

自分の魂が求めている時というのもあるだろう

 

そんな中で、どのように想いどのような行動を取るかは「自分自身の選択」となる

 

その選択いかんによって

自己の成長を妨げる行為に至り

「相手自身の成長の糧」を奪う行為を行うかもしれない

それも。「すべての過程の中のひとつ」と捉えることは出来る

 

だがしかし

目の当たりにした現象に対する行為として

「相手自身の成長の欲求を阻害することはならない」というのは存在しているから

 

自分には見ていられない選択をする相手を目の当たりにしたとしても

「今私はこれこれと感じている」という気持ちを大切にしながら

相手自身の選択や行動を阻害してはならないのである

 

 

 

*************************************

 

 

 

補足として

 

【自分には見ていられない行動をする相手】が居た場合

 

「自分はこう思うよ」

「あなたには幸せになってほしいよ」

「私はあなたを愛しているよ」と伝えることは出来るし必要になってくる。

 

 

「自分だったらその選択はしない。なぜなら○○だから」と伝えることは出来る。

 

「あなたの考えていることはこうだね」と相手の気持ちを解ってあげることも必要。

 

 

 

 

【心配のあまり「こうしなさい!」と言う事はNG】

 

「こうしなさい」という指導では、相手の成長を逸らしてしまう。

子どもに対して親は言ってしまいがちだけど

積み重なると「自分では考えない言いなり人間」を作ってしまうし

自分の自由選択が出来ない人を作り上げてしまうかもしれない。

 

本人の自由を認めない行動は

その本人が「こうしたい」と思う欲求を阻害する行為とも成り得てしまう

それが積み重なると「自分がしたいと思う事はしてはならないんだ」と認識する子に育ってしまう。

(そのまま成長し「自分がしたいと思う事」が見えなくなってしまっている人も多い

「自分のやりたいことが分からない」と言っている大人は数多く存在する。)

 

 

【相手の思っていることを認める姿勢も大切】

 

相手の思いを認めないでいると

相手は勝手に「分かり合えない」と思ってしまう事が多い

 

分かり合えない相手とは話をしない。したくない。

だから話し合いまで出来なくなってしまう

 

自分とは違う選択をする相手に対しては、なかなか認めることは出来ないし理解も出来ないけど

そんなときには「オウム返し」を使って返事をしてあげることは有効だったりする

 

「○○なんだよ~」と言われたら「○○なんだね~」と返す。意味が解らなくても、とりあえず言う!

「○○だと思ってるんだ」と言われたら「○○だと思ってるんだね。」と、とりあえず返事する!

 

意味が解らなくっても

相手が何を言いたくてその言葉を言ったのか分からなくても

とりあえず「オウム返しに返す」ことで

相手自身が安心する

 

話してくる相手が安心感を持つのは大切なことで

【安心したから聞ける】という体制が、相手の中に備わる

 

安心した相手は、こちらの言葉も聞いてくれるようになる。

話せる場が設けられたことで

自分の言葉が相手に届きやすくなる。

 

 

「○○なんだね~。そっか~。それって何のこと?」と言えば相手は喜んで話してくれる。

「○○だと思ってるんだね。そうなのか。自分だったら△△だと思うよ」と自分の意見を聞いてもらう事が出来るようになる。

 

 

 

最良に整いますように

 

 

 

ありがとうございました

 

 

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